
アロマセラピーは、植物から採りだした香りの成分である精油(エッセンシャルオイル)を利用して、健康や美容に役立てる、というものです。
精油は天然100%のものですが、取扱にはいくつか注意するポイントがあります。
・原液を直接触らない
・揮発しやすいのでしっかり蓋をして保管
・高温多湿の場所は避け、冷暗所で保管
・肌に塗る場合は必ず植物オイルなどで薄めてから使用
・飲用しない
もし原液を触ってしまった場合には流水で洗い流すようにして下さい。
また、日本では精油の飲用は勧められていません。
※一部では飲用を進めるところもあります
女性のアロマセラピーの使用目的は「性」に関わることが多いでしょう。
どのような目的で使用されるのでしょうか。
「通経作用」といって、生理を促し、生理不順を改善する作用があります。
少量月経や希発月経にも効果があるとされています。
子宮の中のものを押し出す作用があるので、妊娠初期は特に注意が必要です。
精油には、女性ホルモンと似たような働きをして、生理痛を緩和したり、更年期障害による深いな症状を和らげたりするものがあります。
女性ホルモンの「エストロゲン」の働きと似ているため、月経正常化にも役立つ作用です。
子宮の収縮を促進し、分娩を促す作用のある精油があります。
一部の生理周期や臨月などに用いることがります。
使用方法は本格的なものから手軽なものまであります。
・ティッシュやコットン、ハンカチに精油を付けてにおいを楽しむ方法
・お風呂の中に数滴入れてにおいを楽しむ方法
・専用のディフューザーを使用してにおいを楽しむ方法
・水を入れたスプレーボトルに精油を混ぜ、空気中に散布する方法
・マッサージオイルに混ぜて身体に塗布する方法
・オリジナルのバスソルトを作る方法
続けやすい方法を見つけて利用してみましょう。