多くの方が妊娠に至っております(82%)。
月経周期、目的に応じた鍼灸治療をメインに総合的なアドバイスを行います。
不妊治療の成功率をさらに上げるようなケアを目指します。
卵巣を元気にし、卵子と子宮を活性化、妊娠力を高めます。
鍼灸治療は不妊に効果的です
妊娠とは、精子と卵子が出会い、しっかりとした子宮内膜に定着し、10ヶ月間持続することをいいます。
一見シンプルに思われるかもしれませんが、妊娠を実現するには母体の持つすべてが関わっています。
妊娠という目標達成には、卵巣と子宮、卵子、精子のより良い状態は当たり前ですが、それらを取り巻く全身の状態がもっとも重要となります。
特に血流は重要で、ホルモンも栄養もすべて血流に乗って流れていくからです。
足元の冷えやお腹の冷えは血行不良の合図かもしれません。
血流を良くするために鍼灸マッサージはとても有効な手段です。
鍼灸マッサージ治療は自律神経を整え、血流、内臓機能を整えます。
不妊から抜け出すにはまず、体内環境を整えることが最優先であると考えます。
不妊治療はまだわからないことが多く、体外受精の成功率を30%だとすると、約70%は解明されていないと考えなくてはなりません。
この70%に対して、できることは「健康や妊活に悪いことはしない」、「健康や妊活に良いことをする」、この2点をしていくことが大切ではないでしょうか?
あるクリニックの医師が言っていましたが、「一般的な治療ではない方法をするのはいまだ解明されていないものへの保険だ」と言います。
可能な限り可能性を上げるための努力を否定するのではなく、挑戦するしかないのだと思います。
当院では、鍼灸やマッサージ、漢方などの東洋医学とサプリなどの栄養学、そして運動など現代医学を総合的に組み合わせて治療に当たります。
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スーパーライザー、広域変調波によるアプローチ
直接偏光近赤外線治療器といわれ、身体の深部にまで到達し、治癒力を高める機器です。
多くの整形外科、ペインクリニック、眼科、美容クリニックなど多くの医療機関でも使用されています。
最近では、不妊治療のクリニックでも導入され、卵子や精子の質、着床時のサポートなどへの効果が期待されています。
当院では、鍼灸マッサージ治療に加え、スーパーライザーを併用することにより、妊娠へのサポートをしていきたいと考えています。
1.皮膚・子宮の粘膜の若返り
2.筋肉の柔軟性の増加
3.疼痛・肩こり・腰痛・生理痛等々の疼痛緩和
4.生理不順の改善
5.30~40%増の脳血流量
6.血液やリンパ流の改善
7.子宮や卵巣の血流の改善による受精卵着床の改善
8.血管が新生する
9.ホルモンバランスの改善
10.神経の賦活化
11.卵管周囲の瘢痕の縮小軟化による絨毛運動の改善
12.抗アレルギー反応による受精卵の易着床と難流産
13.ミトコンドリアの増加による易妊孕性
14.採卵数の増加
15.受精卵の均等分割
16.(ART+LLLT)による妊娠率の上昇
広域変調波とは、低周波から高周波までの幅広い周波数を組み合わせることで、皮膚抵抗が少なく皮下15cmの通電を可能にした全く新しい波形です。
脂肪や筋肉の厚さに左右されないため、通常の運動では鍛えることが難しいインナーマッスルまでしっかりとアプローチします。
骨盤底筋まで電気信号が到達するため、深層血管へのアプローチができことで、卵巣や子宮の血流改善が期待できます。
また、男性で問題になる骨盤内の血流不全にアプローチできるため、熱がこもりにくくします。
不妊クリニックと併用されている方が大勢います
不妊治療は不妊専門のクリニックにて行うのが基本ですが、最近では鍼灸や漢方などを取り入れる方が多くなってきました。
海外では、体外受精などに鍼灸など代替医療をプラスしていくことは珍しくはありませんが、まだまだ日本ではそこまで浸透していないかも知れません。
当院へいらしている患者様もほぼ不妊専門のクリニックに通っており、妊娠しやすい体作り、体質改善、妊娠率の向上などを目的として鍼灸院に通院されています。
やるのとやらないのでは、結果に大きな違いがあるのは明白です。
当院と併用しているクリニックの一覧です。
多いのはリプロダクション東京、両角レディースクリニック、加藤レディースクリニック、日本橋アートクリニック、杉山産婦人科でした。
加藤レディースクリニック、杉山産婦人科、両角レディースクリニック、新橋夢クリニック、山王病院、木場公園クリニック、はるねクリニック、原メディカルクリニック、銀座ウイメンズクリニック、クリニックドゥランジュ、六本木レディースクリニック、銀座すずらん通りレディスクリニック、銀座こうのとりレディースクリニック、オーク銀座レディースクリニック、神奈川レディースクリニックなどに通われています。
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卵子と精子の質について
卵子と精子の質。
妊娠をするには基本かつ重要なキーワードです。
不妊専門病院で体外受精をしているのに結果が出ない、特別検査に異常がないのに妊娠しない。
結果、原因は年齢で卵子の老化といわれた。
よくある話ですが、実はあまり根拠はありません。
老化に関しては計ることができませんので、消去法をすると卵子の老化になってしまうのです。
また精子も同様に老化します。
とはいえ老化は生命にとって自然の流れです。
時間とともに必ず老化はやってきますので、早めの対応が必要です。
対策としては、卵子や精子はどのように作られるのかを理解することが重要です。
当院では、卵子と精子の質を改善すべく、針灸治療、妊活の食事、サプリ、運動など日常生活のアドバイスを徹底的に行い、より良い卵子や精子、ホルモンバランスを目指します。
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染色体異常への対策
染色体は細胞の核の中にあり、22対の常染色体と1対の性染色体からなります。
染色体はヒストンといわれるタンパク質にDNAが巻き付き、遺伝情報を持ちます。
親から唯一受け継ぐことのできるものがDNAであり、妊活においては、21トリソミーなどによる流産をはじめ、受精異常、着床異常などを引き起こすことが知られています。
排卵する一定数にいくつか染色体異常があると言われていますが、いつ、どのタイミングで染色体異常を持った卵子や精子がやってくるかは誰も予見することはできません。
また誰にも回避する手立てを持っていません。
不妊クリニックでは、存在する卵子を取り、培養し、受精卵にして体内に戻すのが仕事で、存在しないものを作り出すことも、良質なものを取り出すこともできません。
卵子や精子は自分自身の一部であり、自分自身が作り出しているということを理解しなくてはなりません。
良質な卵子や精子を作り出すには確実な体質改善を行うことが重要であるということは至極当然であると考えます。
私たちは、日々の生活習慣の見直しや妊活へ向けてどのような体質改善が必要かを常に考え、良質な卵子や精子を作り出せる身体を目指します。
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二人不妊への対策
大方、一人目ができているのだから二人目もできるだろうと考えている方が多いとよく耳にしていますが、意外と簡単には妊娠に至らないようです。
3.5組に1組が二人目不妊だといわれています。
そこでタイミングを病院で見てもらい性交をするもやはり妊娠にはつながらず、さらに人工授精をするができず、最終的には体外受精へと進んでいきますが、これでもなかなか妊娠に至らないケースも少なくないようです。
ではなぜ妊娠できないのでしょうか?
何点かその理由を挙げてみたいと思います。
カラダは日々変化しているので一人目のときのカラダと現在は明らかに変わっている
・一人目の出産で子宮や卵巣、骨盤にダメージがある
・育児など生活ストレスが多く、体調不良である
・排卵障害(黄体機能不全、多嚢性卵巣症候群、早期卵巣機能不全、卵巣性排卵障害、視床下部・下垂体性排卵障害など)
・妊娠の妨げになる異常(子宮内膜症、着床不全、卵管異常、子宮異常、頸管異常)
・免疫異常(抗精子抗体)
・感染症
性行為が減っている
・年齢的に仕事が忙しく性行為へのパワーがない
・性行為がマンネリ化してどうもする気が起きない
・子供が寝ているのでする場所がない
・性欲がない
一人目のときより歳を取っている
・卵子の老化
・血行不良
・月経不順などのトラブル
・ホルモンバランスが悪い
・子宮内膜が薄い
・精子の運動率低下など精子の質が悪い
異常がある場合は病院での治療が必要となりますが、異常と判断されにくいストレスの問題や血行不良、いまだ解明されていない卵子の老化などはご自身で健康を意識した生活を送る必要があります。
食事や睡眠、運動など日ごろの生活を見直す必要があるのは不妊に限ったことではありません。
もちろん女性だけでなく男性も気をつけなくてはなりません。
対策としてサプリや漢方、鍼灸などを取り入れる方も多くいらっしゃるかと思います。
自分のカラダに必要なものを必要な分だけ取り入れることで妊娠しやすいカラダ作りとなるかと思います。
しかし、自分に不必要な、自分にあっていないものを選択することだけは避けなくてはなりません。
そこをしっかり見つめることが妊娠するための第1歩なのです。
ストレスへの対策
ストレスと不妊
現代社会はストレスが多いことに 異論を唱える人はいないでしょう。
ただでさえ、ストレスを感じやすい社会で生活しているうえに、 なかなか子供が授らないとなると、がんなどの命のかかわる病気の宣告を受けるのと同じレベルのストレスを感じるようになると指摘する専門家もいるくらいで、それは大変に辛いことです。
ストレスが原因で不妊になることは既に生理学的に裏付けられていますし、不妊であることによるストレスがより妊娠を遠ざけることも同様です。
ストレス状態での身体のメカニズム
嫌なことに対した時、脳の中の理性を司るところと、本能に忠実なところとの間で葛藤が起こります。そして理性が本能を抑え込んだときにストレス状態が発生します。
そうすると脳は“嫌なこと”に対して闘争、あるいは逃走するように、身体を臨戦態勢にします。
ストレス状態を感じとったら、 脳の脳幹にある“視床下部”というところが、CRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)というホルモンを分泌します。
そして、このCRHは下垂体に働き、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を分泌、ACTHは副腎に働き、コルチゾールを分泌させ、ブドウ糖を生成を促し、ストレスに対して臨戦態勢を取ります。
ところがこの状態が長引くと、免疫作用を抑制し、同じく副腎皮質から分泌されるコルチコステロンというホルモンは、脳の神経細胞の働きを抑制してしいます。
さらにCRHは、自律神経である交感神経を活性化させ、副交感神経を抑制します。
これも身体を臨戦体制にするために交感神経はノルアドレナリンを分泌、さらに、副腎の髄質というところを刺激し、 そこから、アドレナリンというホルモンを分泌させます。
アドレナリンやノルアドレナリンは、コルチゾールと同様、血糖値を上げ、心拍数を増やし、血管を収縮させて血圧を上げます。
このようにアルアドレナリン・アドレナリンは、お互いに協力しあって、脳や身体に活動態勢をとらせる働きをするのですが、これも長く続くと、疲弊してきます。
ストレスによって妊娠しづらくなるメカニズム
不妊が先でも、ストレスが先でも、ストレスによって妊娠への道のりは厳しくなります。
その理由は、ストレスによる脳と副腎の反応と妊活におけるホルモン分泌の反応に共通点が多いことです。
★ストレス時のホルモンの分泌経路
視床下部→〈CRH〉→下垂体→(ACTH)→副腎皮質
★毎周期の生殖機能を働かせるホルモンの分泌経路
視床下部→(GnRH)→下垂体→(FSH・LH)→卵巣
視床下部、下垂体は共通しており、最後が副腎か卵巣かというところに違いがあるだけです。
平常時であれば、きとんと生殖機能をコントロールしているのですが、過度のストレスが長引いてくると、自分の身体の緊急事態に対処する生体反応を最優先し、生殖機能を含む他の日常的な生命活動が犠牲になってしまうのです。
もう一方の自律神経ルートではストレスによって、 交感神経が活性化され、副交感神経が抑制されてしまいます。
その結果、血管が収縮し、血流不良となります。
ある研究者は副交感神経が抑制されることで、月経血が逆流し、子宮内膜症を起こし、血流障害が長引くことで子宮筋腫が出来やすくなり、さらには、顆粒球が多くなることで、卵管に炎症を起こしやすくなると指摘されています。
とっても重要なストレス対策
アメリカで実施された調査でも、過度な不安や心配、焦り等の精神状態が、体外受精等の不妊治療において、どれだけの良好な卵子が採卵できるか、そして、採卵後の受精率、さらに、胚移植後の着床率、妊娠継続率等、すべての治療のステップにおいて、結果に大きく影響を及ぼしていることが明らかになっています。
ストレス解消というのは簡単ですが、どのように解消するかが大切です。
私たち鍼灸やマッサージ、アロマセラピーは肉体だけでなく、精神面へ作用してくれます。またカウンセリング、個室で落ち着いた対応することもストレス軽減に一役買っています。少しでもストレスを解消し、妊活に取り組んでほしいと願っています。
ストレスを甘く見ないでください。
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